ソーシャルメディア翻訳
巨大なソーシャルメディア上の投稿をインド諸言語に翻訳 インド最大の祝祭期間中の2週間に、ソーシャルメディアに投稿される50万ワードの文字情報をインド諸言語に翻訳
案件概要
- クライアント:Gengo
- サービス:英語からヒンディ語、タミル語、ベンガル語
- 専門分野:メディア・コミュニケーション
- ワード数:507,000ワード
- サービス:翻訳
- 納期:12営業日
背景
巨大なソーシャルネットワーク上の英語による投稿507,000ワードのインド諸言語への翻訳をご依頼いただき、12日間という短納期で仕上げました。
ソーシャルメディアの翻訳は楽しいものですが、特有の課題もあります。スラングやくだけた言い方、文法的には正しくない表現を翻訳者は適切に判断しながら最も近い用語や文章にしていく必要がある点です。ときには、翻訳先の言語にはない単語も原文のニュアンスを保ったまま翻訳しなければなりません。そのためには、翻訳だけでなく、意味を正しく表現するための編集能力も必要とされます。
課題
エンドクライアントはソーシャルネットワーキング企業ですが、直接当社に依頼いただいたのはGengo社です。彼らはインド諸言語の翻訳ができる企業を探していました。
- 今回の翻訳ボリュームからすれば通常10週間は必要ですが、ご要望いただいた納期はわずか2週間でした。
- 作業期間は、インド最大の祝祭期間であり、ほとんどの翻訳者は休暇中で少量の案件対応も難しい状況でした。
- 投稿はあいまいなものも多いため、原文に沿いながら注意深く翻訳することが必要でした。
- Gengo社からは、翻訳物を分割した納品をご要望いただきました。最初の納品は、開始日からわずか3日後でした。
対応
- 祝祭期間ではあったものの、クリムゾンの2,000名を超える翻訳者ネットワークからヒンディ語、タミル語、ベンガル語に対応でき、かつ、ソーシャルメディア翻訳ができる50名を選出し、選考を経て翻訳者9名を確保しました。
- 進行に支障がでないようバックアップのチームも編成しました。また、経験豊富なアカウントマネージャーが、各言語がクライアントの期待を満たし、ガイドラインや要件に沿っているかをチェックしました。
- さらに各言語にプロジェクトマネージャーをアサインし、言語間での一貫性を担保しました。具体的には、ハッシュタグの利用やコメントの単位や日付、投稿内の絵文字、人名や場所名の編集などに関するクライアントの要件に沿うよう翻訳者にフィードバックを行いました。
- 関係者が多かったため、お互いが効率よく意思疎通を図れるよう内製のコミュニケーションツールを利用しました。
- 翻訳は、複数に分割して納品され、アジャイル方式で翻訳を進めました。また、内製の品質チェックツールを利用し、全ファイルの品質をくまなく確認しました。
成果
- クライアントは、2週間という短期間、かつ手ごろな料金で高品質な翻訳を仕上げたことに非常に喜んでくださいました。
- 同時に、祝祭期間であることから、翻訳者がプライベートな時間も確保しながら案件に取り組めるようプロジェクトを進行できたことも当社は誇りに思っています。
お客様のコメント
翻訳の品質は期待通りで、クリムゾンはこちらの指示に従って、理解しやすいコンテンツに仕上げてくれました。翻訳者の方たちは、自然で原文のトーンを保った翻訳を心がけてくれました。